Jobs 一周忌に寄せて

10月5日、Appleの元CEO、スティーブ・ジョブズの一周忌でした。
あれからもう1年が経ったとは。AppleのサイトではTOPに追悼ムービーが現れるようになっています。

 

2007年の、iPhoneというマシンが初めて世界に披露されたときのプレゼンテーションを貼っておきます。

 

「今日、Appleは3つの革新的な製品を発表します。1つめ、ワイドスクリーンのタッチスクリーン式iPod。2つめ、革命的な携帯電話。3つめ、進化したネット閲覧端末。3つの製品です。

iPod,Phone,and Internet Communicator.

iPod,Phone‥‥もうわかったよね?これらは3つの別々の製品ではありません。This is one device.(これはひとつの製品です)

私たちはこう呼んでいます。iPhone。Appleは電話を再発明します」

 

間違いなく世界を変えた瞬間だったでしょう。僕のいちばん好きなプレゼンムービーです。ジョークも冴え渡っている。

 

スティーブ・ジョブズ。
あなたには未来への地図が見え、向かうべき方角を示してくれるコンパスのような人でした。あなたのいないAppleが心配です。

2011年の末にhungryの話

きのう、深夜にかなりグダグダと書いた駄文の方向性をもっと深く、スパッと言い当ててくれた動画がアップされていたので引用します。

2011年12月4日に行われたmyJapan Conference 2011での広告批評元編集長・東北芸術大学教授 河尻亨一さんのプレゼン。14分少々の動画ですが学生さん向けに分かりやすく、淀みなく話されるのであっという間です(さすが)。

 

テクノロジーとコミュニケーションの融合 次の広告とは?

 

きのう書いた「最近めっきり なんだかなぁの広告」に対して、コミュニケーションとテクノロジー、そしてクリエイションがキーになるという話はしっくり来ます。そのことは今年のカンヌで実際に河尻さんとお酒を飲みながら語ったことでもあるので、あの晩を思い出した気分です。

Only Mac Sounds

スティーブ・ジョブズの肉声と
Apple製品のサウンドでつくられたメモリアルムービー。

 

 

自伝(通称・ジョブズ本)を読んでいます。
そうとうクレイジーな一面を読み取ることができます。

生みの親に手放された数奇な生い立ちも、
1960年代の自由で混沌としたアメリカの時代性も、
ジョブズという天才を育むために必要だったんじゃないか?とさえ
思えてきます(ドラッグの“効能”について本人は肯定しています)。

そして、あらゆる要素がプロダクトに結集されていく過程が面白い。

 

渋谷のお気に入り書店、SPBS福井盛太さんの書評Tweetに同意です。

ジョブズの本を読んでわかったのは、彼は社会適応性の低い人格障害者だということ。しかし、眩いばかりの宝=才能をもっていた。アメリカという国は、彼の人格を忌み嫌い、才能は愛した。

人格評価と才能評価をわけるのは難しいこと。とくに日本人は、それが苦手な気がする。もしもジョブズが日本に生まれ育っていたら、病院か刑務所で過ごしていたのではないか。

ジョブズの才能が潰されなかったことで、僕たちは卓越したApple製品と出会えた。そして、製品を愛した。企業家は愛される必要なんかない。幾ばくかの愛で才能が認められさえすれば、いずれ魂込めて造った製品が愛されることになるのだから。

 

しかし愛される製品を生みつづけてきたからこそ、メモリアルムービーまで作られるほどになったのでしょう。

Steve Jobs

 

iPhone 4Sの発表の翌日に舞い込んできた衝撃的な訃報。

 

Steve Jobs 1955-2011

「自分が間もなく死んでしまうのだということを思い出すことは、人生における大きな決断をする時に私を支えてくれる一番大切な方法です。周囲からの期待、プライド、失敗したら恥だと思う恐怖感、そういったものは死の前には消え去って、本当に大切なものが見えて来るからです。自分もいつかは死ぬ。それを思い出すことは、失うものなど何もないということを気づかせてくれる最善の方法です」

 

僕とAppleの出会いは1999年のPower Mac G4でした。
19歳の僕に映像編集と写真編集の楽しみを教えてくれ、
人と、世界とつながるきっかけを与えてくれました。

その後、iPod、iPhoneを手にしてから、
クリエイティブだけじゃない、生活が、
ものの見方が変わりました。

なにより、新機種が出ることを毎度毎度
楽しみに見守るブランドなんて、他にない(昨日のように)。

 

いま改めてこのスピーチを見返したい。

 

Steve Jobs

世界を変え、私を変えたクレイジーな人。

ご冥福をお祈りします。

New Device , Old Man

大変ご無沙汰しております。
2ヶ月の放置は過去最長です。

 

この2ヶ月、いろんなことがあったような、なかったような。

tweetレベルでブログを書く、新しい敷居の習慣を
つけないとコンテンツが死んでしまいますね。写真も同様。
ブログはついついオチや全体の「完成度」を求めてしまうので、
その考えを捨てなきゃゼロのままなんだと、気づいてはいましたが。

 

さて、iPhone 4に乗り換えました。

個人的には、あまりいい印象を受けていません。
やっぱりOSが重いのか、アプリが落ちる。電話まで落ちる。
メモリが倍になっても、です。

 

とはいえ、この世界的ムーブメントと、
Appleが発信するブランドメッセージは勉強になることだらけで、
改めてどこかのタイミングでエントリーしたいと思います。
OSがアップデートされれば直るでしょうし。ここまでネガティブな
現象を「我慢させてしまう」ブランドも、そうそうないと思います。

 

というわけで、ほぼ毎晩徹夜ですが、元気です。