指紋が残る仕事

4月12日で32歳になりました。

去年の誕生日は何を書いていたんだろう?と思ってBlogのアーカイブを見たら、何も書いてない。震災があった後の月だったからなぁ。じゃあその前は?と思って2010年を見返したら、何も書いてない(笑)。20代の頃はマメに書いてたのに。

ま、そんなことはどーでもいいや。

閑話休題。

「Appleが入社初日の従業員に配布するメッセージ」
がネット上で話題になってました。

 

ただの仕事とあなたの人生の仕事があります。

それはあなたの指紋が残る仕事。決して妥協しない仕事。週末を犠牲にしてもかまわない仕事。アップルでは、そんな仕事ができます。無難に過ごしたい人はここには来ません。一番深い所まで泳ぎたい人が来ます。

仕事で何かを遂げたい人がここにいます。

何か大きなこと。他では起こりえない何か。

アップルへようこそ。

 

最近、自分が後輩プランナーに口を酸っぱくして言う言葉も含まれていたのでヒット。冒頭の「それはあなたの指紋が残る仕事」。ここで言われていることと解釈が若干ちがうかもしれませんが‥‥

後輩が上げてきた企画書なりコピーなりが妙に整然とまとめられていて、内容は伝わるんだけど、心が躍らないとき。「自分がやった!って言える仕事、した?」と聞きます。

無理に個性を出す必要はないし、そんなものはこと広告コミュニケーションにおいては邪魔でしかない場合もあるのですが、「あなたの指紋」がまるで見当たらない。つるっとした言葉の羅列を見せられても、何にも相手の心に残らない。

よく、「個性は出すものじゃなくて出てしまうものだ」と言われます。没入すればするほどそうなるのだと思います。無我夢中とは自分がないときです。自分がなくなるのに出来上がったものは自分がくっきりと反映されている。それが「指紋が残る仕事」なんじゃないか(だから個性と指紋とはちがう)。そういう仕事を僕も出来ているのか自問しながらも、「指紋が残る仕事」を通して後輩に伝えたい。ま、僕の場合、指紋というより手垢かもしれませんが。あ、意味がちがってくるか。

 

教えるとは、自分の姿勢を見せること。
学ぶとは、自分が感動すること。

by 市川猿之助

電通のコピーライターで、師匠の中村禎(なかむら・ただし)さんから教わった言葉です。

 

なんだかまとまりがなさ過ぎますが、32歳になりました。