ピラミッド大作戦

友だちの結婚式の翌朝。

神戸から大阪へ行き、駅の改札で弟と待ち合わせ。革靴とワイシャツを返す。

その足で新大阪から東京駅、そして幕張へ。

お目当てはDAFT PUNKの日本公演。
開演時間ギリギリに会場で連れと合流できた。

 

DAFT PUNK 日本公演
「DAFUNKFEST」
2007.12/9 in 幕張メッセ

 

列に並ぶとき、ドリンク交換をしに行った彼女とはぐれてしまう。しかも相手はケータイを携帯していなかったため、そのまま2階席に入り、ひとりで観る。

ライヴは大満足!
前座のRYUKYUDISKOもブンブンサテライツも酔わせてくれたけど、やっぱり主役とピラミッドに度肝を抜かれた。

 

変幻自在なライトマジック。
彼らはしゃべらないだけに、光と音のシンクロが“饒舌”で美しい。
間違いなく今年No.1のライヴだった。

 

帰り道、思い思いに興奮を語り合うオーディエンス。

「サイコーだよね!
 私もやりたくなっちゃった」

とはしゃぐ女の子がいれば、

「オレ音楽やめるわ、
 だって奴らに敵わねーもん」

と漏らす男の子もいて。マジか!?

 

そんな彼らに混ざって、

「アリーナの最前列で観ちゃった!」

あんなに鼻息の荒い彼女を見たのは初めてかもしれない。
Tシャツとバッタモンのキーホルダーを買って帰宅。記念記念。

目の前で靴を脱いで観たという彼女は

「実際、本物だったのかなぁ?」

と失礼な疑いをかけていた。

神戸、結婚、式。

16歳。
同じ高校の同じクラスに入り、同じ美術部
いちばん仲が良かった友だち。

27歳。
花嫁は明らかに高校時分より痩せて(ダイエットして)、
あの頃わーきゃー言っていた男の子とは違うタイプの
優しそうな男性と腕を組んで、幸せそうだった。

 

下校中に市を流れる大きな川へ寄り道したこと、
退屈な世界史そっちのけで手紙を交換したこと、
僕が失恋したときに一緒に悲しんでくれたこと。

あー青春。カラオケの映像のように思い出される。

でも、みんなで旅行をしたとか色恋沙汰があった
とかではなく。キホンおしゃべりで、僕は聞き役。

披露宴の席でそんなことを思い出していたら、
同じテーブルの新婦の弟が号泣していた。

家族に宛てた手紙って、そりゃ泣くわなー。
あのストレートな書きっぷり、昔と変わってない。

 

ともあれ、親友が結婚した。

冬の神戸の夜景と白いウェディングドレスの
コントラストは一生忘れないと思う。

呼んでくれてありがとう。
会場では言えなかったけど、すごく綺麗だった。
おめでとうございます。

 

披露宴が終わって、三宮のホテルに戻り、
一緒に出席していた同級生のハナちゃんと
朝方まで語り合った。

僕の中での式はここまで。