米と偽物

今月ももう終わりますが、あと十日は極貧生活です。
もう、お金がない。

というわけで再び米生活。
米命。おかず欲しいなぁ…。鮭フレーク飽きたなぁ。

とりあえず近所のスーパーで冷凍四割引チェックして、
ピラフ買いまくって帰りました。

おかずを買えばよかった…。

模型。だけど旨そう!

写真家のハナシ

著名な写真家、と呼ばれる方の話を何度か聴きに行ったことがある。

上京して最初の年に行ったトークショウは、佐内正史写真展だった。
佐内正史と、対談形式でくるりの岸田くんが
ほんとーにとりとめのない話をしていた。
「あのバットの写真は何?」「あぁ、バットだね」「へえ」。

その後、別件で川内倫子と佐内正史という組み合わせも観に行った。
これも今思えば面白くて、川内倫子の胸元がガバーっと開いた服だったので、
なんかエロいなぁと思いつつそこばかり見ていた。話は覚えていない。

荒木経惟のトークも何度か聴きに行ったけど、どれもだいたい一緒だった。
「エロスですよ!がははははは」

細江英公に至っては、最初、
本人がいるとは知らずに作品を見ていて、近くで変なジイサンが

「この写真は戦争へのアイロニーではなくて、
むしろ平和への愛と希望を象徴としたウンタラカンタラ」

と、どっかの生徒諸君に解説していて、それを見た僕と彼女は、

「うわー知ったかぶりオヤジだよ、さむ〜」
「私ああいうおじさんて信じられないわ」

なんて揶揄していた。

しばらくして、さっきのじいさんが
沢山の学生にサインをねだられているのを見て、僕らは絶句。

「本人かよ!」

急いで目録を買って、ふたりで列に並んだ。

「あ、タクロウさんへ、でお願いします…」。

思えば、写真家から写真の話を聞いても、
大抵はどうでもいいことだったりする。

ジャッキー

夜中にラーメンを食べようと、ひとり近所のラーメン屋へ出向いた。

うちの近所というのはここらじゃちょっとした風俗街で、
今夜もたくさんの女性が客引きに必死だった。
そんな中を抜けて進むのはもう五年もやっていることなので、
いい加減向こうも顔を覚えてくれて、僕だけを無視してくれる。

ラーメン屋に着いてメニューを見ようと思ったその時、
女性客が2名入ってきた。

ジャージにウィンドブレーカー。
中国系の出稼ぎ風俗嬢だ。それは別にいいんだけど、
その2人が入るなり大声で喧嘩を始めたのである。

制止する店員も軽視するお客も無視して、
2人は流暢な中国語で言い争っていた。
すごい早口。きっと全部漢字。我怒心頭。
もしかして2人は台湾の人で、総統選挙の結果で対立してるのかな?
とか思ってもサッパリわからん。

 

しばらくして僕の席にチャーシュー麺が届いたが、
彼女たちの怒りは治まる気配もなくまだ続けていた。
その後ろで僕は、なんとなく本場中国で食べているような
気分になって、いつもより美味しく頂いた。

これで店の頑固オヤジがでかい包丁を持ってきて、
外のバスにジャッキーが傘でぶら下がっていたらベストです。